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アイコンタクト

1.目を見つめるということ

犬は本来目を見つめることを嫌う動物です。
例 カーミングシグナル
犬が相手に自分には害意が無いことを知らせるためのボディランゲージのこと。
目線をそらすことが基本になります。
例 犬を叱るとき
犬の目をにらむ = おどし「これ以上やったら怒るよ!」
犬は本来平和を好む動物ですから、飼い主の目を見ることを避けるのが本能といえます。
例 目をそらす犬
「ボクはあなたに逆らうつもりはありません」
「落ち着いてください」

ですから、アイコンタクトは教えなければできないのです。

では何故アイコンタクトを教えるのでしょうか?

アイコンタクトを教えること = 飼い主との絆を作ること

飼い主の目を怖がることなく見つめられる、自分の意志を飼い主に伝えることのできる犬に育てましょう。



2.アイコンタクトの教え方

  1. 目と目の間でフードを持つ(最初の1〜3日間)
  2. 犬が落ち着いているときにフードを手に持ち犬の目と自分の目の中間に置きましょう。
    犬の名前を呼び、犬がフード越しに自分の目を見たらすぐそのフードをあげます。
  3. 時間を延ばしましょう(3日〜1週間)
  4. 名前を呼んでからフードをあげるまでの時間を徐々に延ばしていきましょう。
    最初は1秒から2〜30秒間待てるまで練習してください。
  5. 眉間(みけん)を叩いて名前を呼びましょう(3日〜1週間)
  6. 少し待てるようになったらフードを持っている手を犬から一番遠くまで伸ばします。
    犬がフードを見ていたら犬の名前を呼びながら、フードを持っているのと違う手で自分の眉間を叩いて、犬の注意をひきましょう。
    その時、一瞬でも犬が見てきたら「そうそう」とか「かしこい」とか褒めながらフードをあげましょう。
    徐々に見つめあう時間を延ばします。(1秒〜30秒)
  7. いつでもどこでも名前を呼ぶとアイコンタクトがとれる(3日〜ずーっと)
  8. 眉間を叩くのを止めましょう。
    名前を呼ぶ → アイコンタクト → 褒める → なでる → ごほうび

    ちゃんとできましたか?では、次に進みましょう。
    徐々に、ごほうびフードをあげる回数を減らします = 声でほめる+なでる
    うまく行かない時はちょっと戻ってAをたくさん練習しましょう。
  9. ごはんの時に練習しましょう(2週間〜ずーっと)
  10. ごはんを犬の前に置き「待て」と言います。黙って自分の眉間を叩いてみましょう。
    • 目を見てくる → 「よし」「おあがり」  
    • いつまでもごはんを見ている → 名前を呼ぶ → 目を見る → 許可
    • どうしてもごはんから目を離せない犬はBに戻っていっぱい練習しましょう。
    眉間を叩かずに、名前も呼ばずにできるまで練習しましょう。
  11. 許可を得る時に自分から飼い主の目を見てくる犬に育てましょう(2週間〜ずーっと)
    1. 机や椅子の上にボールやビスケットを置きます。
    2. 犬が見つけてたべよう、くわえようとしたら「まて」と命令します。
      (失敗しないように最初のうちはリードをつけて練習してください)
    3. アイコンタクト
    4. 声でほめてあげましょう。
    5. 好物(ボール、ビスケット)をゆっくりと机の上から取り上げて手から渡しましょう。
この練習は絶対に失敗しないことが条件です。注意して取り組みましょう。
繰り返せば何かがあると許可を求めてアイコンタクトを取る犬に育つでしょう。
許可は毎回あげないで徐々に好物を渡す回数を減らします。
また、かわりに他のごほうびをあげても良いでしょう。(例.ビスケットの代わりにドライフードなど)