正解・不正解の合図
犬に何かを教える場合それが正解であるか不正解であるかを教えることはとても重要です。
しっかり覚えましょう。
正解の合図
- 笑顔
何よりも重要です。
飼い主さんの顔を犬はいつもみています。優しい笑顔は出し惜しみしないようにしましょう。
犬がちゃんと出来てもニッコリできないときは貴方は疲れています。トレーニングは早めに切り上げましょう。
自分の感情をコントロールできない時は犬に何かを教えることはできません。
「あし〜たがある〜さ、明日がある〜♪」ですね。
- 声でほめる
日本人が一番不得意なのがこれです。でも犬を教える時にはちょっと恥ずかしさを忘れてしまいましょう。
声でほめることができれば犬が遠くにいるときでもほめることができます。
声のトーンや発音の早さにも注意しましょう。
「待て」などの落ち着かせる動作を教える時はゆっくり落ち着いた声で、「ツイテ」、「ジャンプ」などの動きのある動作を教える時は
高い声ではじけてほめてあげましょう。
- なでる
落ち着かせるときはゆっくりと上から下に肩から腰にかけてなでてあげましょう。
テンションをあげたいときには胸や腰を指を立ててガシャガシャとなで回すと喜びます。
全ての犬が最初からなでられるのが好きな訳ではありません。
子犬の時からごほうびをあげる前になでているとなでられるのが好きになります。
◎ 命令 → 声 → なでる → ごほうび
「声でほめられたらごほうびがもらえる。なでられたらごほうびがもらえる。」という風に犬はおぼえるので順番には注意しましょう。
習慣にしましょう。
X 命令 → ごほうび → 声 → なでる
これでは声もなでなでもきらいになります。食べようとする時になでられては、なでられるのが邪魔でうっとうしくなります。
- ごほうび
ごほうびはフードだけではありません。犬によってはボールやオモチャの方が好きかもしれません。
そんな犬にはボールをちょっと投げるのが一番のごほうびになります。
☆ ごほうびとしてのフード
- ごほうびも食べ物ですから一日のフード量に含めましょう。
子犬では一日の給餌量を朝に測っておいて、それをごほうびフードとして使うと栄養バランスをくずさないですみます。
- どんなに良いことをしてもいつも同じフードを同じ量、では犬も張り合いがありません。
できれば、(1)好きなもの、(2)もっと好きなもの、(3)とっても大好きなもの、の3種類くらい用意してあげましょう。
- 添加物に注意しましょう。ドッグフードは表示の義務がありません。
私は全てほんの少し食べて自分の舌でチェックします。
原始的?と思われる方はごほうびフードも手作りすると良いでしょう。
- あげる回数は徐々に減らしていきましょう。
最初は毎回あげても少しずつ二回に一回、三回に一回、五回に一回・・・・という風にあげる回数を減らしていきましょう。
たまにあげると特に効果があるようです。
不正解の合図
犬にそれを飼い主が望んでいないことを伝えるには、色々な方法があります。
- 無視する
何か望んでいないことをした時には無視するのが効果的です。
瞬間的にこれを使うのは問題ありません。
しかし長時間これを使うと犬にとってはかなり辛い状態になります。いわゆるシカトです。実は群れ動物である人間もこれをよく使います。
昔からあるイジメですね。村八分なんて知ってますか?学校でのシカトはイジメとして知られていますね。
犬に使う場合は効果が強すぎるので長時間使う場合には(アルファシンドロームの矯正など)十分に注意しながら使ってください。
ずっと無視され続けると犬の心が壊れてしまいます。
- 禁止の言葉を使う
「いけない」 「ちがうよ」 「だめ」 「ノー」 「ナイン」 「オフ」 「リービット」
家族は統一して一つの言葉を使うようにしてください。
いきなり使うのではなく、必ず先に意味を教えてあげましょう。
☆ 「イケナイ」 の教え方
- ちょっと好きなフードと、とっても好きなフードを用意しましょう。
犬にはリードをつけておきます。とっても好きなフードはポケットに持っていましょう。
- まず、床の上にちょっと好きなフードを犬に見せながら置きます。
- 犬がそれを食べようとしたらリードで制止します。引っ張って犬を戻すようなことはしないで、
犬は食べようとするのだけれど届かない状態にします。
- 静かに「イケナイ」と言います。犬がどうしても行けなくて諦めたときに「オイデ」と呼んで、
犬が来たらよーくほめてとっても好きなフードをあげましょう。
- 何回か繰り返し犬に「イケナイ」の言葉の意味を教えてあげましょう。
最初は30〜40分かかることもありますが、必ずわかってくれると信じてあげましょう。
※このトレーニングを5ヶ月以前の子犬に行うのは避けましょう。
- 叱る
「イケナイ」ということを知っているのに、犬がわざと飼い主を試すようなときには叱ることも必要かもしれません。そんなときには「イケナイ」という言葉にもっとつよい刺激を加えましょう。
- 怖い顔
- 低い声 (大きな高い声より、静かな低い声を犬は怖がります)
- 首輪や両頬を持つ (苦しくないように注意しましょう)
- 金属音を鳴らす、足や手で周りの物を叩く
これらを全部一度にするのは他の犬や人を噛みそうになったような本当に緊急のときです。
普段から最大級に強く叱っていると本当に緊急の時には効果が無くなってしまいます。
子犬がしつこく甘噛みする程度なら何も言わずに歯をちょっと見せるくらいで十分です。
☆静かに「イケナイ」と言えばわかってくれる犬に育てましょう!☆