ボディランゲージ2
犬のボディランゲージを使ってみましょう!
1.ボディランゲージを利用した“オイデ”の教え方
犬に背を向けてしゃがみ、時々後ろを振り向いて小さな声で名前を呼びながら、手元でごほうびをこそこそしましょう。
■どんなボディランゲージを使っているのかな?
- 犬に身体の背面、側面(横顔)を見せる = 敵意が無いことを表す
- しゃがむ = 身体を小さく見せる = 敵意が無いことを表す
- 手元でこそこそする = 何をしているのか興味を持たせる
- 小さな声 = 敵意の無さ、興味を引く
さあ 犬はそばへ来ましたね。
これがボディランゲージを利用した犬の呼び寄せ方です。
徐々に、オスワリさせてからごほうびをあげるように順番を変えていきましょう。
また上手にできるようになったら身体を正面に向けてオイデの練習をしましょう。
■両手を広げてしゃがみこみ真っ直ぐ犬の目を見て呼ぶのは、犬にとっては恐いかも…
- <解説>
- これは人間が猿族なためついやってしまうしぐさです。無防備な腹を見せて攻撃の意志の無いことを表しています。
TVで猿の赤ちゃんがこの様子をしているお母さん猿に飛びついていくのを見たことはありませんか?
- しかし犬には通じないことも多いようです。逆に身体を大きく見せて目をにらんでいるので犬には攻撃的に感じてしまうようです。
何も知らない生後2ヶ月までの子犬であればこのようなしぐさで呼び寄せてもやってくるでしょう。
でも恐怖を知り始めた3ヶ月以上の子犬であればこのしぐさから攻撃性を読み取ってなかなか近づいてくれないかもしれませんね。
■こんな場合は?〜 他の方向へ行ってしまう子に使ってみましょう〜
(練習は必ずロングリードをつけて行いましょう)
5ヶ月以内、または飼い主が居ないと不安になる子
大きな声で一回だけ名前を呼びながら犬から遠ざかるように走って逃げる
飼い主が追いかけて来てくれると信じている子
黙って後ろを向いてしゃがんだ状態でロングリードをたぐって行きます。
手元まで来たらごほうびで誘導しオスワリさせ、
オスワリできたらごほうびをあげながら「オイデ」と言います。
※犬には正面で座ることを「オイデ」と教えた方が判りやすいようです。
2.“オスワリ(脚側停座)” “スワレ” “シット”
犬の横に座り、手ごほうびを持った手を犬の鼻先に置き、ゆっくりと上の方へ動かしてみましょう。
■どんなボディランゲージを使っているのかな?
- 犬の横に立つ = 友好的な位置
- 座る = 目線を下げる 身体を小さく見せる = 敵意の無さを表す
- ゆっくりと動く = 攻撃的でないことを表す
さあ、犬はオスワリしましたね。声で褒めてからごほうびをあげましょう。
■犬を正面でオスワリさせるのは、犬にとって最初の内はちょっと恐いかも…
- <解説>
- 日本では犬をオスワリさせる時に正面でさせることが一般的です。ところが、この形ですと最初のうち犬は多少おびえるために、
飼い主さんから離れて座るようになりがちです。オスワリする時に、バックする子もいます。
さらに飼い主さんはよく上から犬の目を見つめたまま身体を曲げてごほうびをあげたりしますので犬はますます後ろへ下がってしまいます。
- 犬にとっては正面からにらまれるのは苦手だと覚えておきましょう。
- もちろん飼い主さんとの絆がきちんとできれば正面停座できるようになります。
- 正面停座は飼い主さんとの絆の証です。
■こんな場合は?
飼い主さんが座るとうれしくなりすぎてはしゃいでしまう大きな犬の場合(ラブに多い)
立ったままでごほうびを手に持ち、その手で犬の鼻を自分の横にくるように動かしてみましょう。
目を見つめすぎないように注意してみて下さい。
ちゃんとオスワリできたらよく声で褒めてからごほうびをあげましょう。
※飛びつかれるとどうしてもよけてしまいがちですね。
人間がよけるのはしつけ上あまり良くないでしょう。
ですからいつも犬を自分の横に来るように誘導してみましょう。
そうすれば走ってきた犬とぶつかることが少なくなると思います。
小さい犬の場合
リードを短く持って犬が落ち着くまで少し待ちましょう。きっとできると信じてあげましょう。